「留学エージェントを使わないと、カナダに行けないのかな?」
「留学って費用高いなあ」
「エージェントって本当に必要なのかな?」
あなたもこのような悩みを抱えていませんか?私も1年前、同じような悩みを抱えていたので、その気持ちがわかります。
そんな悩みを抱えるあなたに、この記事では以下のことを紹介します。
- エージェントなしカナダワーホリ渡航前にやること4つ
- カナダに渡航する前に必要な費用
- エージェントなしカナダワーホリのメリット・デメリット
実際に、私は問題なくエージェントなしでカナダに渡航できることができました。
記事を読み終わった頃には、エージェントなしでカナダワーホリをする流れがわかるので、費用も抑えて、楽にカナダにとこうできるようになります。
紹介した通りにすれば、初期費用30万円台でカナダに渡航することもできるでしょう!
語学学校に行かないのであれば、エージェントなしワーホリ一択!

留学エージェントを使わなくても、ワーホリすることはできます!
ただ、語学学校に通わないというのが、前提です。
語学学校に通う予定の方は、エージェントを使うことをオススメします!
その方が、語学学校の情報収集もしやすいですし、プランやエージェントによっては、安くなる場合もあります!

わけもん
エージェントによっては、語学学校の情報に偏りがあるみたいなので、自分からも積極的に質問しましょう!
どんな人にエージェントなしワーホリはオススメ?
以下の三つのどれかに当てはまる人、オススメです!
- とにかく費用を抑えたい方
- 2回目以降の留学の方
- 挑戦が好きな方
エージェントなしワーホリは、費用がかなり抑えられる一面、自分で全て対応しなければいけないので、後回しにする傾向がある方などにはオススメできません。
ただ、これから頑張ろうと思っている方は、英語ができなくても、渡航前の手続きは問題なく行えます!

わけもん
留学エージェントを使ってカナダに来た人でも、VISA申請は自分でしている人は多いよ!
エージェントなしのカナダワーホリ、渡航前に準備する4つのこと
エージェントなしでカナダワーホリといっても、何から始めたらいいかわからないですよね。
私も、手探りで始めたので、何から手をつけたらいいのかわかりませんでした。私は、渡航日の7ヶ月前から準備を始めました。その経験をもとに、皆さんにシェアしたいと思います!
私が、日本にいる間に準備したのは、次の4つです!
- VISA申請
- 家探し
- 航空券の手配
- 海外保険への加入
エージェントなしで、カナダワーホリをする際にしないといけない最低限のことが、上記の4つです。
カナダのワーホリビザは6500人までしかビザが降りないのと、先着順というのもあって一番最初に手続きを始めました。カナダ政府は、1月からワーホリビザの受付を始めていて、私が応募したのは、4月ごろでした。私が応募した時のワーホリビザの枠(4月時点)は、余裕がありましたが、早めに準備するのをオススメします。
VISA申請が一番複雑なので、その条件や流れを次に解説していきたいと思います。
そのほかの3つに関しては、『初期費用40万円!?実際にかかった費用の内訳とは?』で話しているので、そちらもぜひ読んでください!
VISA申請の条件とは?
VISA申請をするにあたって、いくつか条件があります。以下の通りです。
- 日本国籍を持っていること
- 有効な日本のパスポートを持っていること(カナダ滞在期間中をカバーする必要あり)
- 申請時18歳〜30歳であること
- $2,500以上の残高証明を持っていること($2,500は最低金額)
- 健康保険を持っていること(カナダ滞在期間中をカバーする必要あり)
- 往復の航空券を持っていること(片道でもOKだが、帰りの航空券を購入できる資金を証明)
- カナダへの入国を拒否されないこと
- 扶養家族を同伴しないこと
- 申請料を支払うこと
特に、クリアするのが難しい条件はないですし、全部の証明を求められることはないと思いますが、何があるかわからないので、しっかりと準備することをオススメします!

わけもん
残高証明は、銀行によっては時間がかかるから、早めのうちに用意しておきましょう!
VISA申請の流れ
VISA申請の流れは、以下の通りです。時間が少しかかる作業ではありますが、全体の所要時間は約3時間です。
英語に馴染みのない方は、しんどい作業になるかもしれませんが、踏ん張りどころなので、頑張りましょう!
International Experience Canada(IEC)は、ワーホリに行くために必要なビザです!
目安時間:10分程度
基本的な個人情報を登録してもらいます。
目安時間:15分程度
メールが届く具体的な日数は明記されていませんが、私の場合その日のうちに届いてびっくりしました。(笑)
このメールを受け取ってから10日以内に申請を始めないといけないのも気をつけてください!
STEP4の待ち時間のうちに、書類を作りましょう!時間短縮になります!
ここが、正念場です。頑張りましょう!レジュメ作ったり、スキャンしたパスポートの画像が必要だったり、骨の折れる作業が続きます(泣)
目安時間:1時間
ワークパーミット申請用に、もう一度個人情報を登録して、その登録の後に、先ほど作った重要書類をアップロードします!
目安時間:40分
私は、過去にバイオメトリクスを取得していなかったので、ビザ申請にかかる「IEC Participation Fee $179.75」に加えて、「Biometrics Fee $85」が加算され、合計で$264.75支払いました!
バイオメトリクスを登録していない方は、24時間以内にメールが届くので、チェックするようにしてください!
目安時間:10分
日本でバイオメトリクスが行える場所は、東京と大阪にしかありません、、お好きなところで予約をして手続きを完了させてください!
バイオメトリクスの登録自体は、日本語で対応してもらって、指紋をとったり、顔写真をとったりで、思ってたよりも早く終わった印象です。
目安時間:30分
ワーホリビザの承認がされたらメールが届きます。アカウントにログインをして、承認レターが届いたのを確認して、ダウンロードして保存した後に、プリントアウトしてカナダに持って行きましょう!
私が、VISA申請の際に参考にさせていただいたサイトがあるので、紹介しておきます。オススメです!
初期費用40万円!?実際にかかった費用の内訳とは?
出発前の費用
約40万円
私がカナダに渡航する前に必要だった費用は約40万円です。
私は、パスポートをすでに持っていたので、この費用の中には入れてません。
出発前に必要な費用の内訳
項目 | 費用の目安 |
---|---|
ビザ申請料 | 約3.9万円 |
航空券(片道) | 約13万円 |
海外保険料 | 約9万円 |
家賃(ホームステイ) | 約14万円 |
ビザ申請料
カナダのワーホリは、申請時に、364.75ドル(約3.9万円)必要です。
内訳は以下の通りですが、支払うタイミングは同じなので、ビザを申請する際には、約4万円ほど必要です!
- IEC(International Experience Canada)参加費:179.75ドル
- Work Permit:100ドル
- バイオメトリクス登録費:85ドル
参照:Pay your International Experience Canada | カナダ政府
カナダへの航空券(片道)
片道の航空券
約13万円
私は、カナダへの航空券は、約13万円かかりました。
相場よりも高くなった原因は、直前で航空券を予約したことです。航空券を早めに予約しなかったのは、後悔しているので、みなさんには、早めに航空券を取るもしくは、航空会社のセールをうまく活用することをオススメします!
また、ワーホリの場合は、日本の帰国がいつになるのかわからないので、片道の航空券で問題ないです。
ただ、カナダのワーホリビザを申請する際に条件として、「往復の航空券を持っている」もしくは「帰国用の航空券を購入できる資金がある」ことが必要です。先に、往復の航空券を予約しておきたい方は、復路便の日時を変更できるオープンチケットもあるので、要チェックです!

わけもん
エアカナダのセールは、具体的な時期が公式には出てないから、知りたい人は、エアカナダのメルマガに登録するのがおすすめです!
海外保険料
海外保険は、9万円で抑えることができました。
費用を抑えることができた原因として、日本の海外保険ではなく、ドイツのケアディスカバーという保険会社を使ったからです。1日1.39€(235円)から加入でき、なおかつ『旅行健康保険』と『賠償責任保険』の両方をカバーしているので、かなりオススメです!
ただ、日本語での対応はないので、そこだけ気をつけてください!
また、カナダのワーホリでは、ビザ申請時の条件で「滞在期間をカバーする医療保険に加入する」必要があります。
必ずしも証明する必要はありませんが、もしもの時にトラブルに巻き込まれないためにも、加入しておきましょう!

わけもん
カナダの州によっては、政府が保険のサポートをしている場合もあるので、確認しておきましょう!
家賃(ホームステイ)
ホームステイ費用
約14万円
家賃(ホームステイ)は14万円です。相場に比べたら高いですが、私は、どうしても自分専用のトイレや風呂、寝室が良かったので、この値段になりました。
ホームステイの探し方は、homestaybayというサイトを使って探しました。日本語も対応しているので使いやすく、一度登録すれば、ホストファミリー側からもメッセージが送られてくるので、たくさんの選択肢の中から選ぶことができます。英語環境を手軽に手に入れられるので、オススメです!

わけもん
シェアハウスよりも安くいい条件で住める可能性があるから、一度チェックするのをオススメします!
エージェントなしカナダワーホリのメリット・デメリット
エージェントなしで、実際にカナダに渡航してみて思うメリット・デメリットを紹介したいと思います。
エージェントなしカナダワーホリのメリット3選
エージェントなしのカナダワーホリのメリットは以下の3つです。
以上の3つが、エージェントなしカナダワーホリのメリットです。それぞれ詳しく話していきたいと思います。
費用がかなり抑えられる
エージェントなしの一番のメリットは、費用が抑えられることです。エージェントに手数料を払わなくていいので、本来、手続きに必要な費用だけで、渡航することができます。
VISA申請を例に、費用の比較をしてみましょう。
VISA申請の代行を頼んだ場合、エージェントによって変わりますが、15000円以上の手数料が取られます。つまり、4万円で済むはずのVISAが、5.5万円になってしまいます。また、それに加えて、航空券手配や、現地SIMカードの手配なども頼んだら数万円の手数料がかかってしまいます。
エージェントなしでワーホリは、手数料などの費用は一切かからないので、費用をかなり抑えられるメリットがあります!
渡航後の英語の手続きにも抵抗がなくなる
渡航前に、英語の手続きをしていると、苦手意識がなくなってきて、大体聞かれることや、英語の文書を書く時のルールがわかってきます。
例えば、英語で自分の住所を書くときは、番地、市名、県名の順で書くのですが、そういったのに慣れますし、「この英単語みたことある」みたいな感じで、自然と英語の勉強にもなります。
渡航後も、カナダで働くために必要なSINナンバーであったり、銀行口座の開設といった英語で手続きする場面は多いので、渡航前から英語の勉強はしていると思いますが、その腕試しにもちょうどいいです!

わけもん
VISA申請などの少し難しい作業も、日本語に訳されているサイトや動画も十分揃ってるから、そこまで気負わなくても大丈夫です!
いい経験になる
エージェントを使っての留学・ワーホリももちろんいいと思うのですが、エージェントなしで自分で全責任をとってやってみるのもどうでしょうか?
エージェントを使わない分、自分で情報を探してすべて手配しないといけないので時間はかかります。ですが、自分の中で成長している実感があります。こればかりは、数字で測れるものではないので、自己満と言われてしまえば、それまでの話なのですが、やってみると楽しかったりします。
リスクも少ないので、挑戦することが好きな人には、ぜひエージェントなしでワーホリをオススメしたいです!

わけもん
エージェントなしでワーホリして良かったなと今でも思っています!
エージェントなしカナダワーホリのデメリット3選
エージェントなしでワーホリするのはオススメですが、メリットもあれば、デメリットもあります。自分が経験してみて感じたデメリットを3つ紹介したいと思います。
それぞれ詳しく話していきます。
時間と手間がかかる
エージェントなしカナダワーホリの1番のデメリットは、時間と手間がかかることです。
情報収集や、文書作成などやることが多いので、時間と手間がかかってしまいます。時間がなくて、忙しい方は、エージェントに頼んで、手配をしてもらった方がいいと思います。
問題が起きても自己責任になる
すべて自分で行うので、仮にその手続き上で問題が発生しても、自分で対応しなければなりません。
私の友達で、同じくエージェントなしでワーホリしようとして、VISA申請上で問題が発生した友達がいます。その友達に詳しく聞いてみると、VISA申請のサイトを見ながらやっていたけど、途中で、そのサイトで必要とされているステップを無視して、自己流でやろうとしたとのことでした。その結果、その友達はカナダワーホリを諦めて、行くことをやめました。
手続きに関しては、全部言われた通りにすれば、そのようなことにならないので、自己流にならないように気をつけましょう!
細かい情報が不足している
2025年4月に、カナダ政府が日本人のワーホリで滞在できる期間を2年に変更しました。
VISAの延長の手続きの方法を調べても日本語では、見つかりませんでした。なので、カナダ政府のサイトを見て、自分でやりました。
カナダ政府が変更などを行った時などに、そういった情報がすぐに更新されることはないので、そういった時が困ります。

わけもん
VISAの延長は無事にできました!また記事にしたいと思います!
まとめ
語学学校に行かないひとは、エージェントなしでワーホリがおすすめ!
- VISA申請
- 家探し
- 航空券の手配
- 海外保険への加入
上記4つの費用:約40万円
エージェントなしだと、時間と手間はかかりますが、費用をかなり抑えることができます。エージェントなしでもワーホリはできるので、費用を抑えたい方は、一度検討してみてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。